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2021年度冬季電力需給逼迫の解消に向けた供給力確保策(前編)

2021年度の電力需給バランスは夏季・冬季いずれも例年よりも厳しい見通しが示されており、特に冬季は供給力確保のために「電源入札」等の実施まで検討される状況である。

広域機関の見通し(4月30日時点)によると、厳寒H1需要(過去10年間で最も厳気象)に対し、中西6エリア(中部、北陸、関西、中国、四国、九州)では2月の予備率が安定供給上で最低限必要とされる「3%」と見込まれるほか、東京エリアでは予備率がマイナス値となり、地域間連系線を通じて他エリアから最大限の融通を受けたとしても1月・2月のH1需要を賄えない見通しとなっている。

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表1.各エリアの2021年度冬季需給見通し(単位:万kW、%)(出所:電力・ガス基本政策小委員会)

2020年度冬季の市場価格の高騰は記憶に新しく、これは電力量(kWh)の需給逼迫が原因であったが、2021年度は

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