中小企業にも拡大、SBT取得のメリットとは

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パリ協定に沿った目標設定のグローバル・スタンダードとなっているSBT(Science Based Targets)。CDP、国連グローバルコンパクト、世界資源研究所(WRI)と並び創設団体のひとつであるWWF(世界自然保護基金)では、SBTの設定をグローバルに推進する。WWFジャパンの池原 庸介氏に、脱炭素経営におけるSBTの重要性について聞いた。

大企業中心から中小企業へ

パリ協定のもと、世界では2°C未満、できれば1.5°Cに気温上昇を抑えることを共通の目標とし、脱炭素社会の実現に向けた取り組みが進んでいる。ESG投資の世界的な潮流も大きく脱炭素化の流れを後押しするなか、パリ協定と整合したレベルの高い温室効果ガス削減目標であるSBTは、ESGを重視する投資家から適切・適正な評価を受けるうえで、重要な要素となっている。

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