FITバイオマス発電のライフサイクルGHG、基準値から7割削減へ(前編)
資源エネルギー庁の「バイオマス持続可能性ワーキンググループ(WG)」の第13回会合では、FITバイオマス発電のライフサイクルを通じた温室効果ガス(GHG)排出量について、その基準および確認手段の方向性が示された。また、基準値からの削減率として、液体・固体・気体に対して一律に2030年時点で▲70%を適用することが事務局から提案され、委員の了承を得た。
すでに整理済みであったGHG排出量の算定式の振り返りも含め、本稿でご紹介したい。なお、WG資料ではFITのみが言及されているが、FIP(フィードインプレミアム)もこの対象となることに留意願いたい。
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