洋上風力を取り巻く現状 漁業協調の実態とは
大規模な洋上風力発電の運用はこれからだが、地域への経済効果予測などから、全国各地の地元からは歓迎の声が聞こえている。しかし、再エネ普及の重要性に理解を示す一方、自然環境や生態系に及ぼす影響へ懸念の声も上がっており、明確な指標はいまだ確立せず、状況に応じて対処しているのが実情である。
漁業当事者と実直に向き合い課題解決が望まれる
洋上風力発電は、再エネの主力電源化に向け、大量導入、コスト低減、経済波及効果の切り札として、国の目玉政策の筆頭と言える。しかし、洋上風力は世界でも実績が限られており、国内の開発は、始まったばかりである。
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