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洋上風力開発が進む海外、日本の海との決定的な違い(連載第2回)

消えていく藻場。洋上風力発電に魚礁効果は期待できるのか。
数々の国家的海洋構造物建設プロジェクトの水中工事に携わってきた渋谷正信氏。「自分がやっていることは、海を破壊しているのでは」という葛藤を抱えていた。平成の初めに転機が訪れる。東京湾アクアラインの水中工事の際に、構造物の回りに魚が集まっている光景を目にしたのだ。それをきっかけに「海洋構造物は悪いことばかりではない」と考えるようになる。しかし同じころ海の中の海藻が消える磯焼けという、新たな問題に直面。日本の海が抱える問題と、洋上風力先進地・海外の海との違いを解説する、集中連載第二回。(全四回予定)

悩みは去り、また新たな問題を発見

東京湾横断道路・川崎人工島における魚礁化現象 イメージ図

東京湾横断道路・川崎人工島における魚礁化現象 イメージ図
(作成者:株式会社渋谷潜水工業 作成日:平成10年8月17日)

海洋構造物をつくることは海にとって、環境にとって悪いことだけではない。その発見は、水中工事をやってきた者として救いとなりました。その救いは海中環境を観察し、構造物と生態系の関係について世の中に発信をしていく道を拓いてくれました。そして「海と調和した構造物をつくるには」というテーマを持って

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