サーキュラーエコノミー、5つのビジネスモデルを解説　転換へのポイントとは

リニア型経済モデルに代わり、既存の資産を循環的に利用し続けるサーキュラーエコノミーが注目される。コンサルティング企業として、いち早くサーキュラーエコノミーに着目し、調査レポートや著書を発表してきたアクセンチュア。ビジネスコンサルティング本部の海老原 城一氏に、『無駄を富に変える』循環型経済モデルについて聞く。

〈利用〉をど真ん中に据える

アクセンチュアが日本で書籍『サーキュラー・エコノミーデジタル時代の成長戦略』を刊行したのは2016年。当時、欧州では既に認知の高まっていたサーキュラーエコノミーだが、日本で関心が高まってきたのは、つい最近のことだ。