本格的なCE時代到来 循環経済の実現へ日本の「強み」を生かすには

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大量生産、大量消費、大量廃棄型の線形経済から循環経済への移行が、今後は世界的な潮流となっていく。経済産業省では2020年5月、日本の循環経済政策の目指すべき基本的な方向性を提示する『循環経済ビジョン2020』を策定。ビジョンの狙いや策定の背景について、経済産業省資源循環経済課 課長補佐(総括担当) 吉川 泰弘氏に聞く。

国としての方向性を示す

世界的な人口増加と経済成長を背景に、従来の〈Take: 資源を採掘し〉〈Make:作り〉〈Waste:捨てる〉というリニア・エコノミー(線形経済)から、サーキュラー・ エコノミー(CE: 循環経済)へ移行していく動きが、欧州を中心に加速してきている。

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