2050年脱炭素を目指す動きはグローバルで急速に拡大している。日本国内でも企業の「脱炭素経営」に向けた取り組みが加速する一方、欧米諸国と比較すると後れを取っているのが実情だといわれている。なぜいま「脱炭素経営」が必要なのか。脱炭素経営を行わないことにどのようなリスクがあるのか。気候変動の現状や、政府のカーボンニュートラル宣言・政策の背景などを踏まえながら、連載形式で解説する。
(2021年11月22日発刊、『脱炭素経営入門 気候変動時代の競争力』/日本経済新聞出版より
一部を抜粋・編集して掲載)