次世代スマートメーターの仕様決定 便益は最大8700億円(前編)

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資源エネルギー庁「次世代スマートメーター制度検討会」で、次世代(第二世代)スマートメーターの機能等が取りまとめられた。検討会では家庭用等の低圧だけでなく、高圧・特高スマートメーターも検討してきたが、本稿では主に低圧メーターについて、その機能や便益、費用対便益を紹介したい。

次世代スマートメーター検討の背景

家庭用の電気のメーター(計量器)では、2014年から本格的にスマートメーターの導入が開始された。これは第一世代と呼ばれるものであり、遠隔自動検針による省力化や家庭内のHEMSと連携するなどにより、大きな社会的便益をもたらしてきた。

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