藻場が喪失する「磯焼け」 横須賀市はブルーカーボンに着目 

  • 印刷
  • 共有

神奈川県横須賀市は2023年、Jブルークレジットの認証を取得した。藻場再生の取り組みについて、同市の環境政策担当者に話を聞いた。

重点プロジェクトの1つとしてブルーカーボンに着目

横須賀市は、総合計画「YOKOSUKAビジョン2030」の下、環境分野の未来像として「自分ごとの意識が未来を守るまち」を掲げる。2021年1月に「横須賀ゼロカーボンシティ宣言」を行い、同年10月には「地球を守れ 横須賀ゼロカーボン推進条例」を制定するなど、独自の取り組みを進めてきた。

2022年度からの新たな計画として策定した「横須賀市環境基本計画2030」では、「脱炭素」を大きな柱の1つとし、実現へ向け2022年3月、「ゼロカーボンシティよこすか 2050アクションプラン」を策定した。

ブルーカーボンの取り組みのイメージ図
ブルーカーボンの取り組みのイメージ図

同プランでは、5つの重点プロジェクトを設定しており、その1つが「二酸化炭素吸収源となるブルーカーボン拡大プロジェクト」だ。

続きは有料会員登録後にお読みいただけます。

  • オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 登録月(購入日~月末)は無料サービス
  • 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
  • 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
月額
1,300円(税込)
年額
15,600円(税込)

関連記事