
前回、鉄道におけるカーボンニュートラルの取り組みの必要性や国全体の動向について説明しました(記事はこちらから)。
JR西日本においては、地球温暖化防止・気候変動対策に取り組むことは、社会インフラを担う企業としての重要な責務であり、将来にわたっての事業継続のための重要な経営課題と捉えています。
JR西日本グループ ゼロカーボン2050
そうした課題認識のもと、環境長期目標「JR西日本グループ ゼロカーボン2050」を策定しました。
図1に示すとおり、2030年度にはグループ全体のCO2排出量(SCOPE1+2)を50%削減(2013年度比)、2050年には実質ゼロとする目標を掲げています。

CO2排出量削減に向けては、図2に示すとおり、省エネルギーの取り組みによりエネルギーの使用量を減らすとともに、購入電力の電源構成における非化石電源の拡大を考慮しながら、再生可能エネルギーの導入拡大を図っていきます。
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