日本はなぜ環境への意識が低いのか 専門家が要因を分析

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日本には「もったいない精神」や省エネ・リサイクルの取組など、古くから根付く環境意識がある。一方で、温暖化に伴う異常気象や災害の増加など気候変動対策が待ったなしとなる今、諸外国と比べると生活者としての気候変動問題に関する意識の低さも目立つ。

気候変動を日本の生活者は楽観視

2022年に公表された消費者意識調査*1では、新興国を含む10か国と比べた日本の消費者の環境意識の低さが浮き彫りとなった。例えば「自分の行動が気候変動に与える影響を気にしているか」「気候変動対策として自分の消費を制限できるか」といった問いに対して、「気にしている」「制限できる」との回答割合は、いずれも日本が最下位となる(図1)。

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