製造業の脱炭素転換 さらなる省エネのカギは「消費構造の見える化」
これまでも積極的に省エネを行ってきた日本の製造業で、さらなる削減を進めるにはどうしたらよいか。日本能率協会コンサルティングの山田 朗氏が、生産工程を軸とした新たなエネルギー管理手法を提案する。(2023年8月3日開催 環境ビジネスフォーラムより)
さらなる省エネのカギはエネルギー消費構造の見える化
製造業の基本とされる品質・コスト・納期(QCD)管理。日本では、 従来からこの手法に基づき、製品や工程ごとに作業・ 検査基準を設定し、 実態を把握、 基準と実態の差をなくす体制を構築し、 改善が行われてきた。一方で、エネルギー管理においては、工程単位でどれだけのエネルギーを消費しているのか把握していないケースが多いという。
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