洋上風力発電、O&Mと漁業共生の理想のかたち 乗り越えるべき課題とは

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日本における洋上風力発電プロジェクトは現在進行中であり、成功手法を模索している段階だ。建設したらゴールではなく、その先にある自然環境と経済循環の両立を目指していかなければならない。日本全国のプロジェクトに携わる渋谷正信氏は、洋上風力のO&Mにおいても漁業共生としての新たな可能性があり、またそのために乗り越えるべき課題があるという。注目の集中連載企画、第2回(全四回予定)

重要課題としてのO&M

千葉県銚子市の沖合では、国内第一ラウンドの着床式洋上風力発電の開発が着々と進んでいます。これまで述べてきたように、銚子市沖合における取り組みは、これからの日本国内における洋上風力発電にとって、ロールモデルになると考えています。それだけに、このプロジェクトは必ず成功に導かなければなりません。

しかし、ロールモデルになるということは、前例がないということでもあります。前例がないだけに、考えなければならないことや先が見えない挑戦も数多くあります。

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