群馬県上野村の小型木質バイオ発電、「地産地活」で12億円の経済効果

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群馬県内で最も人口の少ない自治体、上野村の木質バイオマス発電による資源循環型モデルに注目が集まっている。林業再生を通じて派生する産業を育成し雇用を創出する。同村の黒澤 八郎村長に取り組みについて聞いた。

群馬の山村が日本初・小型木質バイオ発電を導入

東京から関越自動車を経由して2時間強、急峻な山々が重なり合うように連なる山岳地帯に入り込む。西に長野県、南に埼玉県に接する群馬県上野村は人口1060人、県内で最も人口の少ない自治体だ。

標高1000〜1500mの山々が連なる地域は針葉樹や広葉樹の森林に覆われ、森林面積(181.85km2)は村の95%を占める。東京都心から100km圏内に位置するが、急峻な山岳地帯に立地するため交通条件は悪く、農業に適した平坦地も少ない。

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