ヒアリ対策は「終わりなき戦い」 日本での対策の現在地(前編)

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今回の五箇先生のコラムは、日本におけるヒアリ対策の現状について。2017年夏に初めてその存在が日本で発見されてから対策にあたってきた五箇先生は、国際経済と関わる限り、ヒアリ対策は「終わりなき戦い」だと訴える。専門家や民間の薬剤メーカーが協力して侵入を阻止しているが、今後はさらなる対策が必要だ。(以下、文・五箇公一氏)

世界的危険外来生物ヒアリ

2017年夏、南米原産の毒アリ「ヒアリ(Solenopsis invicta)」が神戸港で発見され、日本で初めての上陸として大きなニュースとなった。その後、立て続けに東京、横浜、大阪などの国際港で、ヒアリが輸入コンテナに乗って運ばれて来ていることが報告されて、連日テレビや新聞などメディアを賑わせた。

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