実務に必要なSCOPE算定の全体像・ステップの基本を理解する。
ESG投資の世界的広がり、ゼロカーボン化社会、気候変動対応の世界的な流れが加速していく中、経営戦略として環境要素や社会課題をビジネスにきちんと組み込み、リスクや事業機会を認識していることが求められてきています。
そこでまず必要となってくるのがカーボンマネジメントです。
その第1歩として企業が取り組むのは『SCOPE1、2、3の把握』です。
Scope排出量の算定と開示は、CDP、GRIといった企業評価や情報開示の世界では企業を評価する際の項目として組み込まれており、既にグローバルスタンダードになってきています。
国内の省エネ法、温暖化対策法の段階で対応しているはずのSCOPE1,2も世界基準のGHGプロトコルと照らし合わせると算定方法が異なるケースもあります。
サプライチェーンを対象とするSCOPE3はカテゴリが15項目あり、どれがどの項目に該当するのか、どこまでの範囲を行うのかを適切に判断し、実施しないと際限がなくなってしまいます。
本講座では、実務者の方に向けて、CO2排出量・SCOPE算定に必要な知識を学び、算定の考え方、計算方法等の理解促進をします。SCOPE算定の実務の全体像を掴み、何をどのように実践していくか判断力や実務を進める上でのイメージを掴むことを目的としています。
定員に達したため、申込を締め切りました。
◇算定のステップについて
興和(株)等を経て、(株)リサイクルワン(現(株)レノバ)入社。主に資産除去債務等の環境デューデリジェンス業務に従事、その後2006年に株式会社ウェイストボックスを設立、現在に至る。
なお、株式会社ウェイストボックスは”環境と経済の両立、資源循環の推進”をコンセプトに、CO2排出量の調査を主力事業としている。
金融機関にて勤務後2010年に(株)ウェイストボックスに入社。国内のクレジット制度における削減事業計画書の作成及び申請サポート業務を数多く担当。現在はLCA手法を用いた排出量調査、サプライチェーン排出量などのCO2算定業務を主に担当している。
重工業メーカーにてエネルギー・航空分野の営業・プロジェクト管理に従事。英Nottingham University Business School MSc Entrepreneurship Sustainability pathway修了後、(株)ウェイストボックスに入社。主に、サプライチェーン排出量(Scope1,2,3)算定支援、CDP質問書回答支援等を担当している。
定員に達したため、申込を締め切りました。
日時 | 03/18(木) 、3/25(木)、各10:30~12:30 |
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場所 | オンライン開催 |
主催 | 株式会社日本ビジネス出版 環境ビジネス編集企画部 |
共催 | |
定員 | 80名 |
お問い合わせ先 |
株式会社 日本ビジネス出版 TEL: 03-5287-8600 (受付時間 9:00~18:00※) Mail:seminar@kankyo-business.jp ※9:00~18:00(土・日曜日、祝日を除く) |
価格 | 一般会員価格:22000円 |