サステナビリティ広報・PR基礎講座(LIVE配信)

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サステナビリティ広報基礎講座

企業の「伝えたい」と、世の中の「無反応」。 そのギャップに悩む、すべての広報担当者へ。

サステナビリティ経営へ大きく舵を切る企業が増える中、広報の役割もまた、大きな変革を求められています。単なる「発信係」と、企業の評判を創る「戦略広報」、この2つの役割を分けるものは一体何でしょうか。それはリリースの作成能力やメディアとの関係性の深さではありません。新たなサステナビリティ時代の広報に求められること、それはサステナビリティを軸に社会からの「共感と信頼」を獲得し、それを企業価値向上に繋がる「無形の資産」へと戦略的に育て上げることです。

しかし、その実現のためには越えるべき大きな壁が存在します。企業の「良い知らせ」は、なぜか世の中に届かず、一過性の発信で消えてしまう、そして何よりその広報活動が、事業やブランドにどう貢献しているのか、成果を可視化し、その価値が社内に伝播されないために、経営や事業部門の理解を得られず、良い循環が生まれない、このような根深い課題が存在します。

そこで本講座では、まさにこのポイントを解消するため「サステナビリティ」領域における広報PRの基礎を学び直します。単なる活動報告を、人の心を動かす「共感ストーリー」へと昇華させる編集力、一過性の話題を継続的な「信頼資産」へと変える戦略設計まで、サステナ広報PRに必須の能力を講義します。

暗中模索のサステナビリティに関する発信業務から脱却し、企業の新たな姿を描き出す戦略部門へ。そして、経営と事業部門の双方から信頼され、顧客の共感を醸成し、ビジネスの成長をも後押しする存在になるために。今、サステナビリティ広報PRに求められる技能と視座をお伝えします。


本講座は、以下のような課題意識をお持ちの方に特におすすめです。

🔶 【発信ネタの枯渇や判断に悩む方】

各部門から共有されるサステナに関する活動報告を、そのまま発信するだけで良いのか疑問に感じている。

ニュース価値を判断する「指針」がなく、発信するネタ探しに苦労している。

🔶 【発信の手応えのなさにメンバーが困惑している部門の方】

プレスリリースを出しても一過性の発信で終わり、メディアやステークホルダーからの反応が薄い。

「良い知らせ」を発信しているはずなのに、手応えのなさを感じ、自身もチームも困惑している方。

🔶 【事業部への貢献に疑問を感じる方】

自分たちの情報発信が、本当に顧客の共感や購買、ひいては企業価値向上に繋がっているのか確信が持てない。

広報活動の成果を、経営と各事業部に戦略的に説明できるようになりたい。

🔶 【サステナ広報の担当になったばかりの方】

広報・PR担当として、新たにサステナビリティ領域も担うことになったが、

この分野特有の考え方や、何から学ぶべきか分からず、手探りで業務を進めている。


本講座の特徴

🔶 「伝わらないジレンマ」を乗り越える、実践的な処方箋

企業の熱意と生活者の無関心との間に横たわる「構造的な壁」を理解し、

それを乗り越えるためのコミュニケーション設計や、「自分ゴト化」のスイッチを入れる具体的な方法を学びます。

🔶 点在する活動を、共感を呼ぶ「広報ストーリー」に昇華させる編集力

単なる活動報告を、企業の存在意義(パーパス)と結びつけ、企業活動や部門のサステナ活動を魅力的に

伝える「ストーリー」として構築する技術の理解します。

🔶 一過性で終わらない、戦略的・継続的な発信計画の視点

「打ち上げ花火」で終わらせず、社会の動きと連動させながら、継続的にエンゲージメントを

築くための計画の考え考え方を学びます。

🔶 最大の味方である「社員」を巻き込む、インターナル広報の要諦

サステナビリティ広報の成功に不可欠な、インターナルコミュニケーションの重要性を理解し、

社員が自社の取り組みに誇りを持ち、自発的な発信者となるための仕掛け作りを学びます。


<講座実施概要>

講座開催日 9月29日(月)10:00~16:20 LIVE配信(Zoom)


講座カリキュラム 

【第1部】10:00~12:00

サステナビリティ広報の基本と要諦

 

【第2部】13:00~15:00

サステナ広報 伝わらないジレンマの解消法

●なぜ、私たちの「良い知らせ」は届かないのか?

 生活者の生の声

 「そもそも知られていない」、「底や裏にあって見えない」、「見ても意味が分からない」

●サステナ広報が陥る「伝わらないジレンマ」の正体

 表現のジレンマ:「わかりやすさ」 vs 「正確さ」

 メディアのジレンマ:「パッケージ」 vs 「伝えたい情報量」

 意識のジレンマ:「企業の熱意」 vs 「生活者の無関心」

●明日から使える!「伝わらない」を乗り越える3つの処方箋

 処方箋①:コミュニケーションの「役割分担」を設計する

  脱・パッケージ完結思考/情報伝達の役割分解

 処方箋②:「自分ゴト化」のスイッチを入れる

  「教育」と「体験」をセットにする/「楽しさ・面白さ」をフックにする

 処方箋③:最大の味方、「社員」から巻き込む

  インターナルコミュニケーションの重要性/社員の発信を促す仕掛け

●自社の「届かない情報」に処方箋を書いてみよう

●ミニワーク

●質疑応答

【第3部】15:20~16:20

企業事例解説

※近日公開予定

 

※カリキュラムは変更となる場合がございます。


途中休憩あり。
内容が一部変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
本講座をお申込みいただいた方には、後日30日間のアーカイブ配信をさせていただきます。

申込締切 2025年9月26日(金)

講師のご紹介

【第2部】

佐々木努講師

株式会社日本総合研究所
創発戦略センター グリーン・マーケティング・ラボ ラボ長
佐々木 努 氏

京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻修士課程修了。大学院修了後、株式会社日本総合研究所入社。

以来、環境・エネルギー分野の事業戦略立案支援等のコンサルティングに従事。途中、三井住友銀行でCO2削減プロジェクト・排出権ビジネスの開発・評価・販売(2007-09年)、日本総研・創発戦略センターで環境領域の事業開発(2010-13年)を経て、環境・資源・エネルギー戦略グループ 部長/プリンシパルとして環境・エネルギー領域のリサーチ・コンサルティング業務をリード。

2023年に同社内にグリーン・マーケティング・ラボを立ち上げ、生活者の行動変容を促し社会課題解決を目指す活動を推進中。

専門テーマは、サステナ領域のコミュニケーション、教育啓発と販促購買を活用した生活者行動変容、

社会課題解決に資するコンソーシアムの企画・運営、環境・エネルギー分野の事業戦略・新規事業開発など。


オンラインセミナーの注意点

【視聴について】

  • 本講義はオンライン配信にて実施をいたします。
  • イヤホンやヘッドセットでのご受講を推奨します。
  • インターネット回線が安定した環境下で、PCでご受講できる環境をご用意ください。

【受講上のご案内】

  • 講義はビデオ会議ツール(Zoom)での配信となります。
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  • 受講用URL、受講方法はセミナー事務局より3日前を目安にお送りさせていただきます。
  • ※ご案内メールがシステムの都合届かない場合がございます。2日前までに届いていない場合はセミナー事務局までお問い合わせください。

【アーカイブ配信について】

  • アーカイブ配信(見逃し配信)は、受講者のみへの配信となります。
  • 開催後、3営業日後を目途に事務局よりメールにて視聴URLをお送りいたします。

【受講上の注意点】

  • 原則 LIVE配信となりますのでご注意ください。
  • 領収書はマイページよりダウンロードすることができます。
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場所 オンラインLIVE開催(Zoom)
主催 株式会社宣伝会議 環境ビジネス本部
お問い合わせ先 株式会社 宣伝会議環境ビジネス
Mail:seminar@kankyo-business.jp
価格

一般会員価格:49500円(有料会員価格:44000円)

個人情報の取扱いについて
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株式会社 宣伝会議

2.個人情報保護管理者(若しくはその代理人)の氏名又は職名、所属及び連絡先
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所属部署: 株式会社 宣伝会議 営業本部
連絡先: 電話03-3475-3010

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お客様情報
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・その他、有益と思われる情報の提供のため
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