環境ビジネス編集部
最終更新日: 2012年03月14日
清水建設は、国内で大量発生が予想される廃ブラウン管のリサイクルを目的に、鉛が含有される廃ブラウン管ガラスを骨材とする放射線遮蔽コンクリートを開発したことを発表した。同製品の放射線の遮蔽性能は、厚さ50cmの場合、同厚の普通コンクリートの2倍、放射線の透過率は1%以下になる。
テレビ放送の地上デジタル化に伴い、アナログテレビ1800万台分、23万トンもの廃ブラウン管の発生が予想される一方、ブラウン管のガラスには放射線遮蔽を目的に鉛成分が最大25%程度含まれており、再利用や廃棄処分が難しいことから、効率的なリサイクル方法の確立が求められている。
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