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テュフラインランド、二次基準太陽電池校正サービスを開始

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テュフラインランドジャパンは、太陽電池メーカーや研究機関などを対象に、二次基準太陽電池校正サービスを開始したと発表した。

同社は2012年2月16日に、製品評価技術基盤機構の認定センターであるIAJapanよりASNITE校正事業者認定プログラムによるISO/IEC17025認定を取得。用意された太陽電池セルとモジュールの両方に対し、国際規格(IEC60904-2)に基づき、一次基準太陽電池との比較により二次校正を行い、校正証明書を発行するサービスを開始した。トレーサビリティの根拠となる二次基準太陽電池モジュールの校正証明書を発行することが可能となったのは、国内で初めてとなる。

太陽電池の出力性能を正確に評価するためには、二次基準太陽電池セル・モジュールが必要となる。一次基準太陽電池は、国際単位にトレーサブルな放射計、標準検出器または標準光源に基づいて校正された基準太陽電池。国内では産業技術総合研究所(AIST)で、海外ではNREL(アメリカ)、PTB(ドイツ)などの限られた国立研究機関のみで校正が実施されている。

二次基準太陽電池は、一次基準太陽電池を基準として、太陽光又はソーラシミュレータ(擬似太陽光)で校正された基準太陽電池。メーカーの製造ラインなどで品質確認検査(電気出力確認)の際、ソーラシミュレータの放射照度を設定する目的で使用される。校正結果に対しトレーサビリティの確保が求められる。

二次基準太陽電池セル校正サービスについては、これまでAISTが行っていたが、2011年9月に校正サービスの受付を終了しており、その後二次校正が可能なISO/IEC17025認定校正事業者は存在しなかった。一方二次基準太陽電池モジュールについては、校正サービスを提供している機関が存在しなかった。そのため、試験事業者が行ったモジュールの性能試験結果(試験成績書)が、基準モジュールの校正値として代用されてきた。

ASNITE校正事業者認定プログラムでは、試験所の認定に適用されるASNITE試験事業者認定プログラムと比較して、より厳密な審査が行われる。したがって認定校正事業者から発行されるILAC-MRA認定ロゴマーク付校正証明書はより信頼性が高い。

本校正サービスに使用するソーラシミュレータは、IEC規格において最上級(等級AAA)のタイプで、かつ放射照度場所むらについては±1%以内という高精度な校正が可能。一次基準太陽電池セルは産業技術総合研究所で校正されたものを用い、また同社で使用する全ての計測機器は、国家標準にトレーサブルで高精度なもの。校正証明書には、標準試験条件(STC)における短絡電流値(Isc)が不確かさとともに記載される。最高測定能力は二次基準太陽電池セルの場合が1.0%、二次基準太陽電池モジュールの場合が1.3%と世界最高水準の測定能力をもつ。

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