NTTデータなど、国内初、高電圧直流給電方式を利用した商用システムを構築
NTTデータおよびNTTデータ先端技術は、高電圧直流(HVDC)を利用した日本で初めての商用システム基盤を構築し、日本無線の社内システム(JRC)として、3月5日から稼動を開始したと発表した。HVDC給電は従来の交流(AC)給電と比べると10%~20%の電力効率化が可能で、本システムによりランニングコストの大幅な削減が見込まれている。
今回のシステムは、ITコスト削減を目的に、JRCの社内システムをプライベートクラウド環境として構築するとともに、AC給電ではなくHVDCを給電方式として採用したもの。プライベートクラウド環境構築にあたっては、NTTデータが提供する企業向け「BizXaaS®構築・運用サービス」を利用し、従来60台あったサーバを7台のサーバに統合。また、給電システムについては、JRCのHVDC給電システムおよび、NTTデータ、NTTデータ先端技術のHVDC対応製品を採用し、電源の集中化による電力効率化を実現した。
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