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トヨタ、HV用使用済ニッケル水素電池を再利用する定置型蓄電システムを開発

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トヨタは、電池原料のより効率的な活用を目指し、ハイブリッド車(HV)の使用済ニッケル水素電池を再利用する、定置型蓄電システムを開発、実証実験を開始した。

従来、電池容量が下がり自動車用途としては使用できなくなったHV用のニッケル水素電池は、販売店等で回収した後、解体・還元処理等を行い電池原料として再びHV用ニッケル水素電池へとリサイクルされてきた。

しかし、回収した電池を組合せることで、自動車用途に比べ重量や体積に制約の少ない定置型蓄電システム用として利用できる物が多く、このような状況を踏まえて、今回の定置型蓄電システムへの再利用に至った。

なお、定置型蓄電システム用として使用したあとは、再びHV用ニッケル水素電池の原料へリサイクルする。

トヨタは、同システムの事業化に向けた検証のため、名古屋トヨペット太田川店に定置型蓄電システムを設置し、性能や耐久性、CO2の低減、省エネ効果を把握していく。また3月からは、トヨタが参画している北九州スマートコミュニティ創造事業において、省エネシステムを整備するスマートファクトリーの一つである豊田合成の北九州工場内でも、同様の定置型蓄電システムを設置した実証実験を開始する予定。

北九州スマートコミュニティ創造事業は、国が支援する「次世代エネルギー・社会システム実証」の一つ。同事業では、全国50の企業や団体が連携し、北九州市八幡東区東田地区において2010年から2014年の5年間に、新エネルギー導入強化、建築物・構造物の省エネシステム導入、地域エネルギーマネジメントシステムによるエネルギーの効率的利用、交通システム等社会システムの整備に代表される38の実証事業を行うことになっている。

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