東京大学と名古屋大学、海洋微生物の光合成と異なる光エネルギー利用の仕組みの測定に成功

  • 印刷
  • 共有

東京大学と名古屋大学の研究チームは、近年発見された、海洋細菌が有する新しい光エネルギー利用機構であるプロテオロドプシンの機能について、初めて直接測定することに成功したと発表した。これは光エネルギーを使って炭酸ガスを固定するクロロフィル型の光合成とはまったく異なる光エネルギー利用のしくみで、本研究では、海洋細菌が実際にこの新しいしくみを用いていること、またその量が海洋生態系のエネルギー循環に対して大きな割合を占めていることを明らかにした。

プロテオロドプシン(PR)は、2000年に海洋細菌の間に広く分布していることが発見された新たな光受容タンパク質。それまでは、植物プランクトンや海洋細菌の活動に必要なエネルギーは、そのほとんどが海洋表層での光合成を通じて得られる光エネルギーに由来すると考えられていた。

続きは無料の会員登録後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事

直近1週間のアクセスランキング

イベント情報