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関西電力、富山県に河川維持流量を利用した小水力発電所を新設

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関西電力は、富山県において、河川維持流量を利用した小水力発電所「出し平発電所(仮称)」を新たに建設すると発表した。出力は510kWで、年間発電電力量は約170万kWh、年間CO2排出削減量は約480tを見込む。平成26年5月に着工し、同年12月の営業運転開始を目指す。

本発電所は、同社が所有する黒部川に設置された出し平ダム(富山県黒部市宇奈月町)に新設するもの。ダム下流の景観の保全等、河川環境の維持のために放流する必要流量(河川維持流量)を利用した小水力発電所で、最大使用水量は1.76m3/s、有効落差は37.16m。

同社では、CO2削減やエネルギーセキュリティの観点から、再生可能エネルギーの普及促進について注力しており、中でも水力発電について、現在、新黒薙第二発電所の建設や既設発電所の設備更新による出力・発電電力量の増加を計画的に進めている。今回の小水力発電所の新設もその一環。同社では、引き続き、再生可能エネルギーの導入に取り組み、純国産エネルギーである水力発電についても最大限に活用していく考えを示している。

日本では、一般的に出力1000kW以下の小規模な水力発電が小水力発電として位置付けられている。小水力発電は、太陽光や風力と比べると、1日、年間を通じて安定した発電が得られるのが特長。経済産業省の調査によると、水資源の豊富な日本では小水力発電の未開発地点での合計出力は約675万kWになると試算されている。

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