京王電鉄、京王線・井の頭線1編成で客室全照明をLED化

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今回、客室内の照明をLEDに切り替えるのは、京王線8000系車両1編成8両、井の頭線1000系車両1編成5両。LED照明化により、蛍光灯に比べて約35%の消費電力を削減できる見込み。また、長寿命のため、照明の交換サイクルが長くなるので、廃棄物の削減を図ることができる。同社では、今後、京王線・井の頭線の車両のさらなるLED照明化に向けた取り組みを進めていくとしている。

同社は、環境負荷の低減や省エネルギー化など、環境に配慮した様々な取り組みを推進している。車両での取り組みでは、電車の加速力や速度などに応じてモーターを効率よく動かすことで、消費電力を約30%削減できるVVVFインバータ制御装置(整備率96%)や、回生ブレーキ(整備率100%)を導入。駅での取り組みでは、永福町駅などに太陽光発電システムを設置しているほか、省電力型案内看板の導入や駅トイレの洗浄水での雨水利用などを進めている。

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