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経産省、省・脱レアアースに向けて49事業に計50億円を補助

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経済産業省は、平成23年度「レアアース・レアメタル使用量削減・利用部品代替支援事業(一次公募)」について、省・脱ジスプロシウム磁石モータ実用化開発事業や、市中リサイクル品を原料としたネオジム磁石製造のシステム実証事業等、計49件、補助金申請額計約50億円を採択したと発表した。

本支援事業は、資源偏在性が高く、入手困難性が高いレアアース・レアメタルを主対象に、削減・代替・リサイクルの技術開発・実証評価等を行う事業について補助金を交付するもの。削減・代替については、磁石メーカー等の素材メーカーおよびその磁石が組み込まれたモータ等のメーカーを主な対象とし、省・脱レアアース部素材の採用に伴う製品の実証評価についても支援を行う。

同省では、ハイブリッド・電気自動車等のモータ用磁石および高性能エアコンのコンプレッサー等に添加されるジスプロシウムについて、環境・性能要件に応じて省・脱ジスプロジウム磁石への置き換えを要請している。本事業で、それに伴う製品開発(実証・評価)を支援することで、国内すべての自動車用小型モーターメーカーのほか、一部の駆動用モーターメーカー、コンプレッサーメーカー、産業機械メーカー等の協力を得て、ジスプロシウムの使用量削減を加速させ、約2年後に年間約200トンの削減を図る考えだ。

また、本事業により、今後のジスプロシウムを含むネオジム磁石の排出量増加を見込み、使用済み製品からネオジム磁石等を一定量回収し、磁石に再生して製品に再利用する一連の市中リサイクル実現に向けて、技術面、コスト面等についての社会システム実証を日本で初めて開始する。

今回採択されたのは、日産自動車の「自動車部品におけるジスプロシウム削減に関する実用化研究事業」、パナソニックの「永久磁石型モータの希土類使用量を削減した新規モータの開発」、三菱マテリアルなどによる「市中リサイクル品を原料としたネオジム磁石製造のシステム実証」など49事業。

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