環境省、温泉地域における地熱発電導入に向けたガイドライン案を公表

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環境省は、温泉資源の保護を図りながら再生可能エネルギーの導入を促進するために「温泉資源の保護に関するガイドライン(地熱発電関係)(案)」を取りまとめた。本案について、国民の意見を聞くために、2月3日から2月22日(水)までの間、意見の募集(パブリックコメント)を行う。

本ガイドラインのねらいは、地熱発電の開発前中後の各段階に実施される、掘削行為等による温泉資源への影響を判断するために、必要な資料とそれに基づく判断の方法等を示すことにある。また、実際の判断に当たっては、既存の地熱発電関係に係る調査研究成果を踏まえた地熱・温泉資源に関する地熱系概念モデルの構築と、それに基づくシミュレーション等が有効である場合が考えられることから、現在稼働している地熱発電所一帯を対象としてシミュレーション等を試行し、それらの結果等についても記述している。

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