帝人、韓国企業と提携、リチウムイオン電池向けセパレータを本格展開

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帝人は、韓国企業と提携し、リチウムイオン電池(LIB)向けセパレータの生産・販売事業に本格参入すると発表した。同社が開発した、2種の革新的セパレータについて、「LIELSORT(リエルソート)」のブランド名で展開する。タブレットPCや自動車など高容量、高エネルギー密度のLIBに向けて、今後幅広く採用拡大を図り、2020年に売上高200億円を目指す。

同社は、韓国のフィルム加工会社大手CNF社との合弁により、LIB用セパレータの生産会社、およびセパレータを販売するための100%子会社を韓国国内に設立する。LIB用セパレータ生産会社の資本金は70億ウォンで、出資比率は帝人が78%、CNF社が22%。2012年6月に稼働を開始する予定。販売会社の資本金は33億ウォンで、帝人が100%出資する。

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