茨城県は、鹿島下水道事務所・深芝処理場で整備を進めていた風力発電設備1基の工事が完了し、2月2日より本格運転を開始することを発表した。同設備の出力は2000kwで、同事務所から排出されるCO2削減量、電気使用料が約20%削減できる。これは約1200世帯分の年間電力出力に相当する。
同設備は、茨城県としては初めての風力発電施設。風の強い鹿島港内にあることから、省エネ対策として2010年より建設が進められてきた。総工費は約6億円。風車は日立製作所と富士重工業が共同開発。新エネルギー導入促進協議会の補助を受けている。