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全日空など、ミドリムシを活用したバイオ燃料の研究等でベンチャーに投資

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東京大学発ベンチャーのユーグレナ(東京都文京区)は、2011年9月30日付で、清水建設、全日本空輸、電通、東京センチュリーリースを割当先とした総額1億9000万円の第三者割当増資を実施したと発表した。増資後の資本金は4億6065万円となる。同社は、割当先各社と戦略的資本関係を構築し、ミドリムシを使用したバイオジェット燃料、環境関連技術、食品などの研究開発を加速させる。

清水建設とはミドリムシによる環境浄化技術の共同研究パートナーとして、全日空とはミドリムシから抽出した油から生成するバイオジェット燃料の研究について、また、電通、東京センチュリーリースとは、商品素材としてのミドリムシの可能性への出資や、将来の設備投資に関するファイナンスの取り扱いと環境・エネルギー分野での協業に向けた戦略投資として、賛同を得て今回の増資が実現した。ユーグレナは4社と連携し、栄養問題・環境問題・エネルギー問題などに対するミドリムシの活用を目指す。

ユーグレナは、ミドリムシ(学名ユーグレナ)を中心とした微細藻類に関する研究開発及び生産管理、品質管理、販売等を展開する。ミドリムシは、基本的には太陽光と水と二酸化炭素だけ成育し、人間が必要とする栄養素をすべて含むことから、世界の食料問題に解決するための食品としての有効利用としても期待がもたれている。また、ミドリムシはCO2を炭水化物等に固定し酸素を作り出す効率が優れており、増殖速度も早いため、製鉄所や火力発電所などから発生するCO2の排出削減への活用やバイオ燃料化等に関しても研究が進められている。さらに、水中の成分を取り込むミドリムシの性質を生かした環境浄化技術は、水質改善など環境問題の解決策として注目されている。

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