NEDO、セメント排熱で発電、インドネシア政府と省エネを実証

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NEDOは、インドネシア政府と共同で、セメント製造プロセスで発生する排熱を利用して発電を行い、省エネルギーとCO2排出削減を実証する事業を開始する。本プロジェクトを実施するための「セメント排熱回収発電事業」の据付工事が完了し、10月26日に竣工式が行われた。

このプロジェクトは、セメンパダン社(西スマトラ州パダン市)のセメント製造設備において、排熱回収発電設備を追加設置し、回収した排熱で蒸気を発生させて発電、セメント工場内の電源の一部として活用するもの。これにより、発電用燃料削減と温室効果ガスの排出低減につながることを実証し、この技術をインドネシアのセメント産業へ普及させることを目的としている。

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