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東京ガス、ガスの見える化を含めたHEMS試行サービスの実証を開始

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東京ガスは、エネルギー消費量の見える化を中心としたホーム・エネルギー・マネジメントシステム(HEMS)の試行サービスの実証を、新築および既築の集合住宅約600戸を対象に、今年度より順次開始する。

HEMSは、家庭内のエネルギーの見える化や機器の遠隔操作等の機能を通じて省エネをサポートするシステムだが、現在、その多くに、ガスやお湯の消費量の見える化は含まれていない。

そこで、同実証では、電力だけでなく、ガスやお湯を含めたエネルギー消費量の見える化を行う。ガス、電気、お湯の消費量は、多機能端末と専用ウェブサイトで表示。現在のエネルギー消費量、時間、日、月ごとのエネルギー消費量が確認できる。

また、現時点のエネルギー消費量を視覚的にわかりやすく常時表示する「エネルギー表示機」を新たに開発。電気、ガスそれぞれについて、目標値に対する残量を表示したり、具体的な省エネ方法のアドバイスを行うなど、家庭での省エネをトータルでサポートする。

さらに、どのような情報提供が省エネの推進に有効なのかを分析するとともに、通信機能付きガスメーターに無線機を、ガス機器に通信ユニットをそれぞれ設置することで、ガスやガス機器のエネルギー使用に関するデータを出力する方式の仕様等についても検討を行う。

データ分析に基づいた省エネアドバイスにも力を入れる。自宅のエネルギー消費量と、家族人数が同じ世帯の平均値との比較等、収集したデータを分析し、多機能端末と専用ウェブサイトで各家庭に情報提供する。

また、今回は多機能端末を導入するのもポイント。通常、ガス機器の操作はガス機器本体または付属のリモコンで行うが、同実証では、多機能端末iPadを使って、お風呂や床暖房等のオン・オフや、温度設定、タイマー設定等を行うことが可能。同社が多機能端末を利用したHEMSを家庭に導入するのは初めてだという。

対象物件は、新築賃貸集合住宅では、2012年3月から横浜市のUR都市機構「シャレール海岸通」130戸程度。既築集合住宅では、2012年2月から東京都内の東京ガス社宅280戸程度。新築分譲集合住宅では、2012年10月から東京都の伊藤忠都市開発「クレヴィア千川」65戸、2012年9月から横浜市の野村不動産「プラウド綱島上町」108戸、2013年3月から川崎市の三井不動産レジデンシャルの物件51戸を予定している。

なお、今年度から開始する物件の一部は、経済産業省の都市ガス計量機器高度化導入効果実証事業費補助金を利用する。

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