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全国的に高い節電意識が持続、変化するライフスタイル

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ダイキン工業は、「節電の夏を過ごして変わったもの、変わらなかったもの」をテーマに、節電意識調査をした結果を発表した。この結果から、節電対策による厳しい夏を過ごした後でも、人々は今後の節電に対しても高い意識を持続していることがわかった。今夏は、これまでのライフスタイルを振り返り、考えや行動を見直すきっかけになったと分析する。

この調査は、同社が2002年より行っている「現代人の空気感調査」の17回目として実施したもの。今回は、今年5月に行った「今夏の節電と空気」に関する意識調査の追跡調査として、東北・東京電力管内エリアとその他エリアの20代~70代の男女600人を対象に、9月3・4日の2日間にわたってアンケート調査を行った。

5月時点では、電力不足に対する危機意識が高く、9割の人が「今夏は節電に意欲的に取り組みたい」と回答、また、震災を機に節電を意識した"節電ビギナー"が2割もいることがわかった。

調査の企画段階では、「節電対策による厳しい夏を過ごした後では、節電意識がトーンダウンする可能性がある」と予想した。しかし、「今年に限らず、今後も意識して節電したい」と回答した人は、5月の調査では81.6%で、今回の調査でも84.3%と高水準を維持。節電が一過性の緊急対策ではなく、日常的に意識すべきものとして定着しつつある傾向が伺えた。

高い意識が持続した具体的な理由として、「常に意識することで当たり前にできるようになるから」「きっかけは地震だが、節約ができ、他に有効に使いたい」という意見が多くみられた。また、これまでの漠然とした「エコ」「省エネ」という意識から、電気を含む日本のエネルギー問題などと関連付けながら、自分が節電することの意味付けをする人もみられ、節電によって新たな気づきや学びがあったと感じている人が多かった。

今夏の節電をきっかけに、電気を使用するライフスタイルに対する意識や考え方の変化を聞いたところ、全体では50.2%が「変わった」と回答。震災前から節電を意識していた"節電ベテラン"(72.3%)と、"節電ビギナー"(20.7%)で比較すると、「変わった」という回答はベテラン49.2%に対し、ビギナーは69.0%と大きく上回り、ビギナーほど、節電によってライフスタイルが変化したことが伺えた。

節電貢献度を自己採点してもらったところ、節電を始める前の前回(5月)の調査では、100点満点中、平均点数は59.83点だったのに対し、節電実施後は68.81点と、8.98点高くなった。ビギナーは、平均が13点高くなっており、実施後、自信を深めたことが伺えた。一方、ベテランでは、従来以上に様々な対策を実践しながらも、自己採点では満点をつける人が少なかった。「まだまだできた」と謙虚に反省する傾向がみられた。

夏の避暑対策に対する意識や考えの変化については、全体で41.8%の人が「変わった」と回答。避暑対策としても、昔ながらの知恵・工夫である打ち水・すだれや、対策グッズの活用など、避暑対策が多様化する傾向がみられた。これらの実際に試してみた結果、涼しさを実感できることを体感し、今後も電力に依存しない様々な避暑対策を試してみたいと考える人が増えていた。エアコンに関しても、使い方の見直しに言及する意見が目立った。

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