環境認証制度「エコアクション21」の今年の新規取得は、8月末までに169社と前年から58%も増加し、近畿の中小企業で取得の動きが広がっている。環境負荷が低い資材を優先購入するグリーン調達が普及しているうえ、コスト削減にも役立つことから、製造業を中心に取得意欲が高まったものと見られる。
近畿の企業では、8月末時点でエコアクション21を取得した893社の大部分が中小企業で、業種別では製造業が27%で最も多く、ついで建設業が24%となっている。昨年、新規取得した企業は、前年比37%増の206社で、今年は昨年を上回る勢いで増加している。