環境省は、平成20年11月に国内の温室効果ガス排出削減・吸収プロジェクトにより実現された排出削減・吸収量をカーボン・オフセットに用いることができるクレジットとして認証するオフセット・クレジット(J-VER)制度を創設した。
同省は、J-VER制度の対象となるプロジェクト種類を拡充するため、特に市場ニーズの高い温室効果ガス排出削減プロジェクトのアイデア等について、J-VER運営委員会及び運営委員会の下に設置された技術小委員会において方法論(案)を検討してきた。同制度では、プロジェクト登録のための適格性基準や、排出削減・吸収量の算定・モニタリングの方法を定めた方法論が作成されている。