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「屋上緑化による空調の省エネ」がオフセットクレジットに

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環境省は、平成20年11月に国内の温室効果ガス排出削減・吸収プロジェクトにより実現された排出削減・吸収量をカーボン・オフセットに用いることができるクレジットとして認証するオフセット・クレジット(J-VER)制度を創設した。

同省は、J-VER制度の対象となるプロジェクト種類を拡充するため、特に市場ニーズの高い温室効果ガス排出削減プロジェクトのアイデア等について、J-VER運営委員会及び運営委員会の下に設置された技術小委員会において方法論(案)を検討してきた。同制度では、プロジェクト登録のための適格性基準や、排出削減・吸収量の算定・モニタリングの方法を定めた方法論が作成されている。

今回、新たに1種類のプロジェクト種類が承認され同制度に位置づけられ、これまで公表されていた対象プロジェクト30種類と合わせて、同制度の対象プロジェクトは31種類となった。

今回新たに加えられたのは、「屋上緑化による空調の省エネルギー」。同プロジェクトは、工場やオフィスビル等の建築物の屋上緑化を行い冷暖房にかかる空調負荷の低減を図ることにより空調設備の稼動に伴うCO2排出量の削減を行うプロジェクトであり、適格性基準1~3を満たすもの。

適格性基準の具体的な条件は、以下の通り。

条件1:既存の建築物に対して屋上緑化を行うこと。

条件2:プロジェクトの実施前において、対象となる建築物に空調設備が存在し、
冷暖房を行っていること。

条件3:屋上緑化によって空調負荷が低減され、CO2排出量が削減されること。

条件4:補助金を受給している場合、屋上菜園等による作物の販売により収益を得る場合にはプロジェクトの採算性がない、又は他の選択肢と比べて採算性が低いこと。例えば、投資回収年数が3年以上であること。

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