> > 被災地9割越える、太陽光発電、停電時自立運転の実態

被災地9割越える、太陽光発電、停電時自立運転の実態

記事を保存

積水化学工業は、「太陽光発電システム(PV)自立運転モードの利用実態調査」を実施した結果を発表した。

自立運転モードとは、停電などにより、電力会社から電力が供給されなかった場合、太陽電池が発電している日中に、専用のコンセントから電力を使用するPVの運転モードのこと。PV搭載住宅では、停電しても、晴天時の日中に自立運転モードに切り替えれば、発電した電力を使用できることから、PVの自立運転機能が見直されるきっかけとなった。

調査結果によると、自立運転モードの使用経験は、全体では22%で、被災エリア(宮城・岩手に限ると94%)が67%、計画停電エリアが33%、その他エリアではわずか2%だった。

自立運転機能の使い方については80%が知っていた。エリア別にみると、震災エリアの認知度が93%で、計画停電エリアが88%、その他エリアが74%で、長時間停電を経験したエリアの方が認知度は高かった。

停電時に自立運転モードで動かした機器は、震災エリアでは携帯電話が1位で80%、次いで炊飯器(51%)、テレビ(40%)だったのに対し、計画停電エリアはテレビが1位で26%、次いで携帯電話(24%)、冷蔵庫(23%)だった。

震災エリアでは、炊飯器・電気ポットの利用が高かったが、計画停電エリアでは炊飯器の利用は1割にも満たず、エリアによって使い方に違いがみられた。自立運転の稼動時間は、震災エリアでは「3時間以上」が60%、「2~3時間」が15%、計画停電エリアでは「1時間以内」が39%、「1~2時間」が29%で、必要に応じて稼働させた状況が伺えた。

同社はPVについては、これまでに10万棟を超す実績を持つ。今回の調査では、PV搭載住宅に入居するユーザーを対象に、震災エリア、計画停電実施エリア、その他エリアに分けて、PVの自立運転モードの認知度、使用実績、使用した感想などについてアンケート調査を行った。有効回答は1118件。アンケートには、自立運転モードの活用し、「携帯電話の充電やおにぎり配り等で近所に協力し、感謝された」等、210件のコメントが寄せられている。

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.