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ヤマダ電機、住宅メーカー買収でスマートハウス事業本格参入

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大手家電量販店のヤマダ電機は、スマートハウス事業を拡大するために、老舗住宅メーカーのエス・バイ・エルを買収し、子会社化すると発表した。株式公開買付け(TOB)を実施し、エス・バイ・エルが行う第三者割当増資を引き受ける。同社の持ち株の割合は、最低で50.43%、最大で59.10%となり、投資額は最大の場合74億4000万円となる。

今後、両社は、ヤマダ電機の販売店舗にエス・バイ・エルのモデルハウスを設置し、住宅、省エネ家電、電気自動車(EV)等を組み合わせた複合的な提案をはじめ、エス・バイ・エルの戸建住宅オーナーへの太陽光発電システム等を含めたリフォームや省エネ家電、電機自動車(EV)等の販売で協業していく予定だ。

ヤマダ電機は、「省エネ」家電の提案、太陽光発電システム提案による「創エネ」、電力を蓄え必要な時に使える「蓄エネ」のトリプルエコ提案を行う、「スマートハウスビジネス」の積極的展開を図っている。

平成22年12月には電気自動車(EV)の販売を開始。本年3月にはヤマダ電機スマート販売と、スマートグリッド事業本部を設立し、太陽光発電、店頭でのオール電化・電気自動車(EV)、中古住宅の販売など、多様なスマートハウス関連商品をワンストップで提供する体制を整備している。また、本年3月に事業所向けのLED照明のレンタル事業を、4月には家庭用蓄電池の販売も開始した。

こうした取り組みの中、既築の中古住宅に太陽光発電装置を搭載し、オール電化にすることで再販売する事業を試験的に進めてきたが、東日本大震災後の電力不足による全国的な省エネ意識の高まりを受け、スマートハウスビジネスの事業展開を加速させていくために、新築住宅を含めた住宅事業のノウハウの獲得が必要であるとの判断し、今回の買収に至った。

エス・バイ・エルは、創業60周年を迎える老舗住宅メーカーで、木質パネル工法を主体とした高い技術力と優れたデザイン力に定評がある。同社では、省エネ意識の高まりに対応するため、昨年より実証実験を重ねてきた自然エネルギー活用の新技術「太陽の光&熱のX(バイ)ソーラーシステム」、「独立系直流(蓄電)LED照明システム」などを本年6月より販売している。

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