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日立プラントテクノロジー、アブダビ首長国で太陽熱冷房の実現性調査を受託

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日立プラントテクノロジーと日立アプライアンスは、NEDO事業により、アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ首長国で予定されている「太陽熱冷房実証事業」の実施可能性調査(FS)を受託した。

本実証事業は、サンベルト地帯であるアブダビ首長国の環境未来都市マスダールシティにおいて、太陽熱集熱器及び三重効用吸収式冷凍機を組み合わせた高効率な太陽熱冷房の技術実証を行い、今後の同国や周辺地域への普及を目的とするもの。

日立プラントテクノロジー製の太陽光集熱器と、日立アプライアンス製の高性能三重効用吸収式冷凍機を組み合わせにより、世界最高レベルのシステムエネルギー効率の実現を目指す。

本事業は2011年7~12月まで事業化調査を行い、事業妥当性が評価・確認された後、2012年12月頃までに実証プラントを建設し、2013年1月から約1年間実証運転を行う予定。FSの委託予算は約2500万円で、実証の予算は事業化評価結果による。

「太陽光熱利用空調システム」は、太陽光集熱器により取り出した熱エネルギーで直接冷凍機を駆動させて空調用の冷水を供給するシステム。日立プラントテクノロジーは、本システムの鍵となる、放物曲面鏡を用いて、太陽を自動追尾する高効率のパラボラトラフ式太陽光集熱器を新たに独自開発した。

同社は、本事業を契機に、主に、地中海沿岸、北アメリカ大陸中部、西アジア地域などの日照量の多い地域(サンベルト地帯)におけるビルや工場、地域冷房向けに本システムの拡販を進め、2015年度の売上高約50億円を目指す考えだ。

アブダビ首長国では、急増する電力需要に対応策として、2020年の電力需要の7%を再生可能エネルギーでまかなう目標を掲げる。

2006年よりアブダビ未来エネルギー公社(マスダール公社)を中心に展開されているマスダールシティ計画では、太陽エネルギーやその他の再生可能エネルギー、省エネルギー技術を利用して世界初のゼロ・カーボン、ゼロ・エミッションの環境都市の実現を目指している。

本事業では、アブダビ未来エネルギー公社等の現地企業とも連携して進めていく。

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