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日立化成、エコカー向け車載用負極材の生産能力を倍増

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日立化成工業は、環境対応自動車であるハイブリッド車(HEV)、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHEV)の市場拡大に伴うリチウムイオン電池用カーボン負極材(車載用負極材)の需要増に対応するため、生産能力を倍増すると発表した。

山崎事業所(茨城県ひたちなか市)において、約35億円の投資を行い、第三、第四ラインを増設する。稼働開始は2012年9月の予定。

同社は現在、車載用負極材の生産を昨年4月に稼動を開始した第一ライン、本年1月に稼動を開始した第二ラインで行っているが、2011年7月時点で稼働率が高まっていることを受け、増産体制を整備し、既存顧客からの需要増や新規顧客からの要望に対応する。今後も需要の伸びに合わせ、数年内に複数回の能力増強を行う予定で、積極的な設備投資の継続により負極材事業での世界トップシェアを維持する考えだ。

同社では、携帯電話やノートPCなどに用いられる民生向けリチウムイオン電池用カーボン負極材の研究開発で培った粒子形状や表面構造の制御技術などをもとに、車載用負極材の開発を手がける。

これまでに、EVとPHEV向けには航続距離を重視した、高容量密度で充放電効率に優れる黒鉛系負極材を、HEV向けには入力特性に優れる非晶質炭素負極材を開発。車載用負極材は、日産自動車が2010年12月に発売したEV「リーフ」に搭載されているリチウムイオン電池など、国内外で採用されている。

今回増設する2ラインは、ユーティリティーの緊急時対策を強化し、設備の耐震性を向上させる。これにより生産能力を倍増するだけでなく、大震災が発生した場合の復旧期間も短縮できる。

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