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昭和電工、リチウムイオン電池向け部材の生産設備を増強

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昭和電工は、リチウムイオン二次電池(LIB)向け部材である人造黒鉛負極材(SCMG®)、正負極添加剤(カーボンナノチューブVGCF®)、電池包材用アルミラミネートフィルムの各生産設備の能力を増強する。

SCMG®は、大町事業所(長野県大町市)において、粉砕工程等各工程のボトルネックを解消し、年産能力を1000tから3000tへ順次引き上げる。設備の稼動は2012年上期を予定している。

VGCF®は、川崎事業所(神奈川県川崎市)において、生産ラインを1系列増設し、年産能力を100tから200tへ引き上げる。設備の稼動は2012年初頭を予定している。

アルミラミネートフィルムは、昭和電工パッケージングの彦根工場(滋賀県彦根市)において、ドライラミネーターを増設し、年産能力を1.5倍に引き上げる。設備の稼動は2011年末となる予定。

同社グループは2011年度からスタートした中期経営計画において、電池関連部材を成長事業として位置づけている。SCMG®、VGCF®、アルミラミネートフィルム、カーボン下地アルミ箔SDX®の4部材合計で、2015年の売上高300億円以上を目標として掲げる。

電気自動車やハイブリッド車などの環境対応車の需要の増加、また、東日本大震災にともなう計画停電を契機に産業用や家庭用の蓄電池についても注目が集まっており、2013年以降、自動車や蓄電用途向けの大型LIB市場は急拡大が見込まれている。このため、同社では、大型LIBの高容量化、長寿命化を実現する部材であるSCMG®とVGCF®の能力増強を決めた。

さらに、スマートフォンやタブレット端末の需要拡大により、小型LIBは、さらなる成長が期待されている。このため、LIBの小型化を可能にする電池包材用アルミラミネートフィルムについても増産する。

今後は省スペースや高放熱性などの特長を生かし、環境対応車に搭載される大型LIBへの展開にも注力していく考えだ。

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