京都大学と富士通は、業界最小クラスの電力センサー内蔵のスマート電源タップ(スマートコンセント)を活用したエネルギーマネジメントに関する実証実験を開始した。
今回の共同研究では、スマートコンセントの技術を活かし、機器や人単位での電力消費の見える化や、個人への省エネ(節電)への意識改革を行うなど、活用領域を省エネ以外にも広げた、新たなエネルギーマネジメントの構築に向けた実証実験を行う。実施期間は2011年4月~2012年3月の1年間。今回の実証実験により、京都大学の実証実験エリアでは年間10%のエネルギー使用量と温室効果ガス排出量削減を目指す。