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清水建設 インドネシアのパームオイル工場でのプログラムCDMを提案

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清水建設は、インドネシア政府に、国営パームオイル工場群におけるメタンガス回収事業によるプログラムCDMを提案する。

同社では、インドネシア内に点在する国営パームオイル工場において、パームオイル回収後に残った廃液(果汁)の廃水処理過程でメタンガスが発生していることに着目してきた。このガスを回収してガスエンジン発電の燃料に利用すれば、メタンガスの放散防止と周辺の農村・地方都市への電力提供が可能となる。そこで、昨年6月から国営企業省傘下の農業プランテーション企業8社・72工場を対象に、「インドネシア国営パームオイル工場の廃棄物のエネルギー利用に関するプログラムCDM事業性調査」を実施。今回、その調査結果を踏まえて、本提案を同国政府に提出した。

提案が実現すれば、メタンガスの削減総量がCO2換算で1000万トン超(14年間)になり、各工場では売電などによる収益で経営基盤の強化を図ることができる。また、メタンガス回収プラントの建設には、日本企業が保有する汚水処理・メタンガス回収システムやバイオガスエンジンなどの省エネ技術を採用できるため、日本企業のビジネスチャンスにもつながるとしている。

今回の調査は、2011年度のNEDOのプログラムCDM/JI実現可能性調査事業の一環として、同社が委託を受けて実施した。調査では、72工場のうち、過半の工場で単独での事業化が可能な排出削減量(CO2換算で約40万トン、14年間)があると確認された。同社はプログラムCDMの28年の事業期間の中で、果房処理能力26万トン規模以上の工場から順次ガス回収に着手していく予定だ。

プログラムCDMは、小規模なCDM(クリーン開発メカニズム)事業を多数まとめて推進していく活動を国連登録できる制度で、プログラム化の期間も長く認められている。

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