三菱化学・パイオニア 塗布型有機ELで世界最高レベルの発光効率達成
三菱化学とパイオニアは、発光層を塗布プロセスで成膜した有機EL素子で、世界最高水準の発光効率と寿命を達成したと発表した。
有機EL素子の電極の間の層は、「上引き層」「発光層」「下地層」の3層で構成される。三菱化学が今年7月に販売開始する有機EL照明パネル光源モジュールは、下地層に塗布成膜プロセス、発光層に蒸着成膜プロセスを用いて量産する予定だ。しかし、今回開発した、発光層にも塗布成膜を用いた有機ELにより、さらなる低コストと高性能を実現できる見込み。両社は2014年までの本格事業化に向け、共同検討をさらに推進していく考えだ。
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