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経産省 「省エネルギー技術戦略2011」を策定し、13技術を選定

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経済産業省とNEDOは、省エネルギー技術の研究開発と普及を効果的に推進するため、重要技術を選定した「省エネルギー技術戦略2011」を策定し、公表した。

昨年6月に策定した「エネルギー基本計画」では、2030年に向けてCO2排出量を1990年比で25%削減する目標などを掲げている。今回の戦略はその目標を達成するための指針としてとりまとめた。

選定されたのは、「産業」、「家庭・業務」、「運輸」の3部門と、「部門横断」における13の技術。2030年時点で、あるいは、組み合わせや新たな切り口により大きな省エネ効果を発揮する技術、また、長期的に大きな効果や広範な適用が見込める技術などを、重点的に取り組む重要技術として選定し、ロードマップを策定。様々な技術のシステム化による全体最適や、従来にない視点・切り口から新たな省エネの可能性を示している。

また、節電対策に有効な技術として、住宅・建築物の躯体・設備の省エネ性能の向上などにより住宅や建築物のエネルギー消費量を正味でゼロに近づける「ZEB/ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル/ハウス)」、IT機器の利用などによる消費電力量を削減するため、個別の機器の省エネ化を進める技術である「省エネ型情報機器・システム」、人間理解に基いて制御技術を駆使し、最適な居住環境を省エネで実現する技術「快適・省エネヒューマンファクター」なども取り入れている。

産業部門では、製造プロセスで省エネを推進する「エクセルギー損失最小化技術」、技術の組み合わせや新たな切り口によりシステム全体の省エネを推進する「省エネ促進システム化技術」、使用時に省エネ効果を発揮する製品やその部材の開発・製造を加速させる「省エネプロダクト加速化技術」が選定された。家庭・業務部門では、「ZEB/ZEH」のほか、「快適・省エネヒューマンファクター」「省エネ型情報機器・システム」「定置用燃料電池」が選定された。運輸部門で選定されたのは、「次世代自動車」「ITS(高度道路交通システム:IntelligentTransportSystems)」「インテリジェント物流」。

部門横断では、ヒートポンプに関わるシステム化技術や革新的要素技術の開発により、高効率化・低コスト化、温室効果ガス排出量削減を実現するシステム「次世代型ヒートポンプシステム」、電気電子機器に備わる電源の高効率化を支える技術「パワーエレクトロニクス」、地域内のエネルギー利用最適化を図る次世代エネルギーマネジメントシステムや再生可能エネルギー導入を支える次世代送配電ネットワークなどの総合的省エネ技術「熱・電力の次世代ネットワーク」を選定した。

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