クボタ 中国に新たに水処理会社を設立し、売上1,000億円規模を目指す

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クボタは、今年4月、中国大手水処理エンジニアリング企業との合弁会社および独資による水処理会社2社を設立し、中国水処理市場に本格参入すると発表した。また、同社初の地域統括会社を中国に設立し、地域戦略の立案・実行と現地事業会社への経営支援を強化する。クボタグループの総合力を発揮する体制を構築し、既進出事業と水関連事業等の新規進出事業を合わせて、中国での売上を、早期に1000億円を超える水準まで拡大する考えだ。

合弁会社は安徽省に設立。資本金は約4.4億円で、出資比率はクボタが50.5%、合弁パートナーの安徽国禎社が49.5%。合弁会社では、クボタが保有する高度水処理技術であるMBR(膜分離活性汚泥法)技術のコア製品である膜装置の生産を行うとともに、安徽国禎社が保有する中国国内10ヵ所の営業拠点網と下水処理場の設計・調達・建設までのエンジニアリングノウハウを活用し、中国水処理事業の早期立ち上げを図る。

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