フジクラ・ボーイング社 航空機向けダイレクトメタノール型燃料電池開発へ
フジクラは、米ボーイング社と、民間航空機に搭載するダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC)の開発で提携すると発表した。
現在、民間航空機は補助電力装置(APU)によって電力供給されている。DMFC型燃料電池はこれを補い、さらなる電力の供給を行うとともに、CO2排出量の低減を実現する。また、機内の電源システムの軽量化により、ジェット燃料を削減し、環境性能の向上を図ることができる。両社は、2012年3月までに1kW出力モデルの試作を進め、その後、民間航空機に求められる長期信頼性試験に着手し、2015年の実用化を目指す。
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる