三菱重工 -25℃で使用可能な業務用CO2ヒートポンプ給湯機を開発

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三菱重工業は、世界で初めて、外気温-25℃の極寒地域までの使用を可能とした業務用CO2ヒートポンプ給湯機「キュートン」(型式ESA30)を開発したと発表した。

本製品は、ヒートポンプの心臓部である圧縮機に、2種類の圧縮機を組み合わせた2段圧縮機を採用。春・秋(中間期)の温度条件で、30kW機として業界トップのエネルギー消費効率COP4.3を達成するとともに、外気温-7℃まで加熱能力を維持し、-25℃の極寒条件においても90℃の炊き上げを実現した。従来のヒートポンプ給湯機は、低外気温条件下で加熱能力やCOPが大幅に低下するため、寒冷地での導入には制約があった。同社は、本製品を主力製品のひとつに位置づけ、ファミリーレストランやスーパーマーケット、介護保険施設、ホテルなどを中心に拡販を図っていく考えだ。

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