JX日鉱日石金属 車載向けLi電池用正極材の製造設備を大幅増強

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JX日鉱日石金属は、磯原工場(茨城県北茨城市)で、車載向けリチウムイオン電池用正極材の製造能力を、現在の年産300tから約17倍の年産5000tに大幅増強する。投資額は92億円、製造設備の稼動は2012年初めの予定。

リチウムイオン電池は、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)などのエコカーに不可欠な車載用電源として、需要が急拡大している。今回の大幅能力増強は、同社の正極材を使用したリチウムイオン電池が環境対応車に採用される見通しとなったため。独自の一貫プロセスを採用した設備を増強し、高純度で均質な正極材を安定的に供給する体制を整備する。

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