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JXエネルギー・三菱商事 JIプロジェクトでロシア初の排出権を取得

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JX日鉱日石エネルギーと三菱商事は、ロシアで実施している油田の随伴ガスを回収・有効利用するJIプロジェクトで、ロシア政府初となる排出権が発行されたと発表した。

本プロジェクトは、ロシアの石油企業大手であるガスプロムネフチ社と共同で推進しているもの。イエティプーロフスコエ油田において、従来は利用されずに燃焼処理していた原油生産時の副生ガス(随伴ガス)を回収し、ロシア国内でガス燃料などとして有効活用する。今回、パイプラインの運転を開始した2009年8月~12月末までのCO2排出削減量29万トンについて、排出権が発行された。

両社はガスプロムネフチ社と共に、事業化調査段階からディベロッパーとして本プロジェクトに参画。ガスプロムネフチ社は、パイプライン新設などの関連設備投資や操業・回収ガス販売、JXエネルギーは、排出権事業化の技術的支援や削減ガスの測定などのモニタリング、三菱商事は日本政府承認申請手続きなどを担っている。本プロジェクトでは、2009~2012年の期間で約310万トンのCO2排出削減を見込む。創出された排出権は全て三菱商事が販売する。

JI(共同実施)プロジェクトは、CDM(クリーン開発メカニズム)とともに、京都議定書に定められている温室効果ガス削減の手法のひとつ。CDMは先進国が途上国の温暖化ガス削減事業に投資し、排出削減量を排出権として取得するのに対し、JIでは、先進国同士が共同で、いずれかの国内で温暖化ガス削減事業を実施し、排出削減量に基づいて事業を実施している国より排出権が発行される。

JXエネルギーは、グループ会社が原油生産を行っているベトナム・ランドン油田で、2006年、随伴ガスを回収・有効利用するプロジェクトとしては世界で初めてCDMの認定を受けている。また、三菱商事はCDMおよびJIプロジェクトの実績を多数保有し、国連登録済み58案件を含め100を超える排出権事業を手掛けている。

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