注目の環境分野 政策・動向分析

ペロブスカイト、カルコパイライトなど次世代太陽電池、国内外で開発競争激化

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ペロブスカイトに代表される次世代型太陽電池の実用化に向け、官民挙げて動いている(出所:積水化学工業)

ペロブスカイト型・カルコパイライト型など次世代太陽光発電の実用化や開発を巡る動きが急速に拡大している。軽量で薄く、曲げられるなどの特徴を持つ次世代型は、設置場所が徐々に減っている太陽光発電の起爆剤になるとみて、日本の産官学を挙げて開発を急ぐ重要政策課題である。太陽光分野では現在、日本企業はシェア、質ともに中国企業の後塵を拝している。次世代型で日本は挽回できるのだろうか。

目次

1.政策動向:経済産業省「次世代型太陽電池戦略」

2.産業動向:積水化学工業、大阪・関西万博でペロブスカイト設置

3.展示会:次世代太陽光の展示予定、多数あり

4.今後の展望:技術成熟段階も量産化はまだ先

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